10月14日 京都、高津古文化会館へ「日本甲冑の流れ」を見に行きましたが、甲冑の流れのタイトルとはあまり関係なく、ただ陳列されているだけで興味深い甲冑もなく今一つといった感じでした。これだけです。ごめんなさい。


10月8日につづいて、再び11月3日大阪城へ「秀吉家臣団展」に行って来ました。
目玉は何と言っても416年ぶりに再会した猛将森長可の兜と甲冑でしょう。(笑)僕の私蔵なのでえこひいきです。ラジオでも紹介されているのを聞きました。冗談はさておき、おもな武具陳列品は甲冑類が浅野長政、黒田長政、福島正則、脇坂安治、加藤清正、豊臣秀次、小早川秀秋、仙石秀久、黒田如水、加藤嘉明、片桐且元、森長可、菅平右衛門、小西行長、のオールスターキャストで豪華です。刀剣類では、竹中半兵衛所持刀、これは以前拝見させていただきました。名物福島兼光、清正十文字槍、加藤嘉明所用太刀、脇坂安治十文字槍(金房政定 七本槍の一)、糟谷武則大身槍(助光 同)、片桐且元秀吉拝領の郷義弘(素晴らしい出来)、平野権平所用之定、同所用十文字槍(下原康国)、九鬼家伝来刀(正広、助宗合作刀)、前田利家愛刀(名物丈木)、石田三成(石田貞宗)。見学してまず感じたのは甲冑にしても、刀剣にしても実戦に使用されたものはすべて、美術面からみれば名刀とはいえないものや簡素な甲冑でした。当時の武将の実戦一本槍の壮絶さが感じられ大変興味深かったです。


2000年11月14日 東京、宗福寺にて清麿会に参加させていただきました。宗福寺近辺の寺には幕末の剣豪榊原鍵吉や六代目山田浅右衛門、群書類従の著者塙保己一のお墓があります。宗福寺に着くと並んである名刀の数々!たっぷり時間もありゆっくり拝見できました。目玉は何と言っても国宝稲葉江でした。所持者に聞いてみるとなんと愛刀歴いまだ二年の方で重要以下の刀は持っていないと言う事でした、、、これからもっと収集するそうです。こわーい。
鑑賞後は加島氏、広井氏、福永氏の講演があり非常に有意義でした。人間国宝の藤代氏も親子でご来場でしたが稲葉江も国宝、この方も国宝と思うと何か不思議な気がしました、、、
法要の後は自己紹介に雑談お墓参りとあっという間に時間が過ぎていきました。

榊原鍵吉墓所
宗福寺山門前 清麿、水心子碑
鑑賞風景 手前は柴田光男氏
広井雄一氏の刀剣説明講演
因州兼先家守り本尊と一平安代の書簡を持参し貴重なお話をしてくださった福永先生
お墓参り 
愛刀歴二年にして国宝、重文を所持するMr.X氏
清麿墓 讃並びに書は福永先生 左隣りは斎藤一郎氏墓 右隣りは水心子正秀正次墓 その隣りは刀剣学者の内田疎天墓
水心子正秀(天秀)三代目正次墓


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